「大学受験で苦労しない算数数学の学習法」小学生・中学生からはじめる、算数数学の取り組み方とは。

数学

こんにちは、国分寺、小平の個別指導塾、こいがくぼ翼学習塾の川東です。

今日は、大学受験として、数学を専門に教える予備校講師の先生(千島大輝先生)に、
「大学受験で苦労しない方法」というテーマでお話をききました。
千島先生は、医学部予備校や、アオイゼミという映像授業で活躍しています。

そんな千島先生が感じる、数学が苦手な生徒の特長と、それに対して必要な算数数学の取り組み方をお伝えします。


↑ 千島大輝先生(ちなみに千島先生は、塾長の旦那さんです。川東は旧姓。)

==============================

高校1年生で学ぶ数学Iの三角比という分野を例にお話しします。
あのsin・cos・tanです。以下これを三角比と書くことにしますね。
この分野では中学生のときに三平方の定理で習った辺の比が2:1:√3、1:1:√2の直角三角形が何度もできてきます。
小学生のときにつかっていた三角定規(正三角形を2つに分けたものと、正方形を2つにわけたもの)の形です。

三角比の学習で三角比の値からこの2つの直角三角形を連想して角度求めることを学びます。
そのため、2:1:√3、1:1:√2の直角三角形と30°・45°・60°の角度がすぐにつながる生徒さんとイメージすることに、
少し時間がかかる生徒さんではこの時点ですでに大きな差がついています。

「三角比から角度を求める」という操作を行うのに2×3=6ぐらいの感覚の生徒さんの場合はサクサクと学習を進めることができると思います。
一方、ストレスを感じる生徒さんではその後の内容の理解・問題演習にかかる労力・時間は前者の生徒さんとは比べ物にならないものになります。
中学内容で求められるレベルではちょっとした差でも、高校内容では当たり前の水準が上がりますので、大きな差になってしまうんですね。

あくまで、三角比は一例ですが、ほかにも似たような状況は多くあります。
学ぶ内容・問題の難易度が上がれば上がるほど必要とされる前提知識が増えてしまうので、
先生の説明でわからないことが増え、理解できているけど問題を解くのに時間がかかる、
テーマとは別の部分でつまずき問題が解けないなど数学の学習にストレスを感じる場面が多くでてきてしまい、悪循環に陥ってしまいます。

この悪循環にはまらないためにも、まずは今の内容を完璧に、それこそ呼吸をするような感覚で問題が解けるようにしていくことが大切です

==============================

「今おこなっている学習をすらすら解けるようにがんばる!」ということが一番大切なようですね。

そんな千島先生に、「もし自分に子どもができたら、どうやって数学を得意にさせる?」と聞いたところ、
次の回答が返ってきました。

「素数をかぞえて遊ぶ。」

・・・・・・

なかなかシュールな遊びですね。
ただ、言いたかったことは、数字に対して日常的に意識をすることが大切だということだと思います。

また、学校低学年のころまでは、「数えあげ」といって数を数えることがとても大切だそうです。
たとえば、「このみかん、何個あるかな?数えてみて。」や、「みんなにお菓子をくばるんだけど、何個ずつになるかな?配ってみて。」など、
ご家庭の中で取り入れると、算数が好きな生徒にそだつと言われています。
みなさん、試してみてください。

以上、本日は、国分寺、小平の個別指導塾、こいがくぼ翼学習塾の「大学受験で苦労しない算数数学の学習法」についてでした!

ご面談・説明会のお申込み・お問合せはこちらから

お電話もしくは、下記メールフォームよりお申込みください。 代表 042-329-5181(10:00~20:00迄受付) ご面談のお申し込みについては、確認後、お電話もしくはメールにてご面談の日時をご相談させて いただきます。