【中1 理科】 凸レンズ 虚像・実像

理科の解説

こんにちは、国分寺、小平の個別指導塾、こいがくぼ翼学習塾の川東です。

本日は、いつもと少し趣向をかえて、具体的な問題の解き方のポイントをご説明します。
中1でならう理科。レンズのお話についてです。
この問題は、中2、中3になっても苦手な生徒が多いですし、入試でも頻出です。
しっかりと解けるようにしましょう!

ポイントは1つ!
光の進み方を抑えること!

じゃあどうやって書けばよいか?

2本の線を書くだけです!
1本目は物体の頭からレンズを通って、焦点にまっすぐ1本。
2本目は物体の頭からレンズの中心をとおる線を1本。
この2本を書いた、交点が像となります。

「え、ほんとうにそれだけ?」という声が聞こえそうですが、
本当にそれだけです!

それでは、さっそくやってみましょう。

物体と、レンズがあり、物体の反対側にスクリーンがあるとし、スクリーンを動かし、どこにどのように映るかを考えます。

この表をうめることができればOK。

それでは、考えていきましょう!

①ア(焦点距離の2倍よりも外)の位置に物体がある場合。

線を2本書きます。
1本目は物体の頭からレンズを通って、焦点にまっすぐ1本。
2本目は物体の頭からレンズの中心をとおる線を1本。
この2本を書いた、交点が像となります。

このようになったと思います。
ですので、像は、実物よりも小さいですね。
そして場所は、焦点と焦点距離の2倍の内側になります。

②イ(焦点距離の2倍)の位置に物体がある場合。

線を2本書きます。(しつこい!でも繰り返しお伝えします。)
1本目は物体の頭からレンズを通って、焦点にまっすぐ1本。
2本目は物体の頭からレンズの中心をとおる線を1本。
この2本を書いた、交点が像となります。

このようになったと思います。
像は、実物と同じ大きさですね。
そして場所は、焦点距離の2倍の位置になります。

③ウ(焦点と焦点距離の2倍の間)の位置に物体がある場合。

線を2本書きます。
1本目は物体の頭からレンズを通って、焦点にまっすぐ1本。
2本目は物体の頭からレンズの中心をとおる線を1本。
この2本を書いた、交点が像となります。

このようになったと思います。
ですので、像は、実物よりも大きいですね。
そして場所は、焦点距離の2倍の外側になります。

④エ(焦点)の位置に物体がある場合。

線を2本書きます。
1本目は物体の頭からレンズを通って、焦点にまっすぐ1本。
2本目は物体の頭からレンズの中心をとおる線を1本。

線がまじわら……ない!
そうです、焦点の位置に物体がある場合、1本目、2本目の線が平行になるので、像はできません!

⑤オ(焦点とレンズの間)の位置に物体がある場合。

線を2本書きます。
1本目は物体の頭からレンズを通って、焦点にまっすぐ1本。
2本目は物体の頭からレンズの中心をとおる線を1本。

このようになったと思います。
交点は、物体側にできたと思います。
これを、虚像といいます。

※虚像と実像の違い。
実像は、レンズを覗いていない人でも見える像。
虚像は、レンズを覗いている人でなければ見えない像です。
例えば映画館でスクリーンに映っている像は、全員見ることができます。
ですが、虫めがねでのぞくと、虫眼鏡でのぞいている人以外には、像をみることができません。
これが、虚像です。

ということで、表が埋められましたね。

実際に自分で図を書いてみると、どうしてこうなるかがよくわかりますね。

以上が、凸レンズの説明でした。
国分寺、小平の個別指導塾、こいがくぼ翼学習塾では、理科の指導にも力をいれています!
苦手な生徒や、もっと得意になりたい生徒はぜひ一度おたずねください。

ご面談・説明会のお申込み・お問合せはこちらから

お電話もしくは、下記メールフォームよりお申込みください。 代表 042-329-5181(10:00~20:00迄受付) ご面談のお申し込みについては、確認後、お電話もしくはメールにてご面談の日時をご相談させて いただきます。